たてこもり組JTUN
あわせ
カメレオン
相手の色に、なりすぎた。
性格
「なんでもいいよ」「合わせるよ」を言い続けて、自分がもともと何色だったか、わからなくなってきてるよね。
ほんとうは食べたいものも、行きたい場所も、ちゃんとある。相手の希望を先に聞いてから、自分のを引っ込めてるだけ。合わせるのは技術で、優しさだよ。
でも在庫が切れた日、溜めた全部が一気に出る。まわりは「急にどうしたの」って言う。急じゃないよ。ずっと、だったんだよね。
目撃情報
- 食べたいものを聞かれて、答える前に相手の顔色の確認が終わってる
- LINEの文体が相手ごとに別人。絵文字の人には絵文字、句点の人には句点
- 「どっちでもいい」のあと、相手が選んだ方を「私もそれがよかった」って言う
- 「怒ってないよ」の返信を、3回書き直してから送る
- ひとりカラオケの選曲にだけ、誰にも見せない本来の趣味が出る
恋愛でこう出る
相手の趣味に染まり、口癖がうつり、気づけば「自分の意見」の欄が空白になる。喧嘩にならないのは合わせる腕がいいからで、そのぶん不満の置き場所がない。
「私といて楽しい?」は聞けないから、かわりに今日相手が笑った回数を数えて帰る。今日は7回。じゃあ大丈夫。
スイッチが入る瞬間
相手のため息がひとつ多い。それだけで「わたし何かしたかな」が始まって、謝る理由を探しながら、先回りのおかしとか買ってる。頼まれてもいないのに。
沈み方と、浮上のしかた
我慢は音もなく積もっていくから、限界は突然じゃなく満期で来る。
復活はゆっくり。「そのままでいいよ」と言ってくれる人のそばで、少しずつ元の色が戻る。
いいところ
- 気配りの達人グラスが空く3秒前に気づいてる。このカメレオンがいる集まりは喧嘩が起きない
- どんな環境にも馴染める初日のアウェーを1週間で古巣に変える。それ、立派な特技だから
- 我慢の容量が大きい(それが課題でもある)人の重い話をまるごと受け止められる。それができる人は多くない
カメレオンのトリセツ
- 「なんでもいい」に甘えず「あなたはどっち?」と先に聞いて二択で聞くのがコツ。白紙の質問より、ずっと答えやすくなる
- 小さな不満をこまめに回収(決壊防止)聞かれたら言える子。自分からは言えないだけ、が9割だから
- もともとの色を見つけて褒めて誰にも合わせてない瞬間の趣味や癖こそ、本人の原色だから
ここだけの話
このカメレオンと話すときはね、聞き方を変えてる。「何がいい?」じゃなく「AとB、どっち?」。答えてくれた日の顔、けっこう好きだよ。
合う檻・事故りがちな檻
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わたしを診断する あの人を診断するあわせカメレオンと、ほかの15匹
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